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嘘と幻滅 [日記]

 希望のためなら、嘘と思しきことも平気で口にする。政治には、理想でしかないことも「必ず実現する」と説く習性がある。
 いっこうに帰国の目途が立たない北朝鮮拉致問題。もう6年半が過ぎても戻らなかった東日本大震災からの復興。見事な招致演説も現実となって戸惑いだらけの東京五輪。・・・当時を振り返れば、みんな威勢の良いことを言っていたのに、現実と向き合ったところで、もはや大したことのできない国家であることを国民の多くは知ったのだろう。そして、「しょうがない」と現実をどんどん肯定し始めている。
 忖度、不倫、暴行、生き残りしか考えずに党派を渡り歩く浮草政治家、更に、小選挙区制がもたらす世襲によって、政治家の劣化は極まった感がある。
 この幻滅にも似たあきらめが実は怖いのではないか。あきらめは「諸悪」を看過してしまいがちなのだ。テレビはどの局も同じようなことを同じように報道する。こちらは視聴率が気になるのだろう。多様性を失いみんな金太郎飴になった。
 こうした世の中は少数意見を排除しがちだ。皆さんは気にならないのだろうか。この一色に染まっていくような気色悪さを。
 この選挙、嘘と幻滅を踏まえて、どうしようもないからベターを選ぶしかない。
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白けてきたね選挙 [日記]

 東北地区の退職校長会があって、土日と蔵王でコーラスの合宿があり、ハードな4日間になりした。どうやら、選挙の大勢が決まったようですね。
 国会の開催要求を跳ね除けた3か月。内閣改造の仕事人内閣が何も仕事をすることもなく、意味の分からない再来年の消費税増税を問うと解散。ジャンヌダルクに見えた小池さんも「排除」と「さらさらない」によって正体がバレ、いつの間にか排除された方々が元気づいているこの頃です。
 悪が成敗されないもどかしさ、リアリティーに欠ける政策への不満、そして、ものごとが遅々として進まない苛立たしさが募って、ちょっと白けてきましたね。それでも白け方が違います。心は煮えくり返っています。
 せっかくの鬼退治の機会だったのに、犬と猿を喧嘩させてしまったうば桜、あなたは、この度の選挙をダメにした戦犯です。
 政権を取ることだけが、小選挙区で勝つことだけが目的になってしまい、政治家としての信条も、人間としての道徳も見えなくなりました。
 本当は、あなたたちのような方にこの国を任せたくはないのです。この歴史的過ちに気付き、最初に国民に謝罪するのは誰でしょうね。わたしはその人を信じたい。
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選挙に浮かぶ「防人の詩」 [日記]

 さだまさし氏の歌曲集『関白宣言』の中にこの曲があります。
 歌詞は、まず、海と山は「死にますか」と問い、風と空も「そうですか」と尋ね、「教えてください」と迫ります。
 コーラスで練習していたら、田んぼや畑、海や川、鉄道やバスはどうなるのか。そして、この山形県は、経済は伸びるのだろうかと浮かんだところでした。
 多分の選挙があるから、そんな想いに駆られたのでしょうね。中央政界はめまぐるしい程変わっているのですが、此処は予想した顔ぶれが揃いました。表札を書き換えただけ方もいるようです。
 「去る人もあれば 来る人もあって 欠けていく月も やがて満ちてくる」それらは「なりわいの中で」と結ばれています。
 確かに人の入れ替わりはあるのでしょうが、月の満ち欠けが起きているのは中央だけで、地方は満ちることなく欠け続けるのではないかと心配されます。
 近頃の政治家は、多分、この「なりわい(生業)」として生き残ることが大切で、この国を思う気持ちが本当にあるのだろうかと疑います。
 政治がドラマ化されてメディアから放出されています。品位も格式ももはやないようです。そう言えば、良い意味での「関白」も居なくなりましたね。
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政治家、ただ有名なだけでは? [日記]

 テレビをみていると、「この人、〇〇の息子」とか「◇◇の孫」であるとの解説を妻から受けている。聞かされる度に、政治家や芸能人に世襲が多くなったと感じる。
 衆議院が先ほど解散しました。有権者の立場で言うならば「何とかの七光り」による擁立には違和感を感じます。親や祖父の集票力をあてこむのは、いささか有権者の選ぶ力を甘く見ているのではないかと思うからです。小池さんの話題で持ちきりのようですが、国民はいろいろな観点から立候補者を見つめていかなければなりません。
 政治家になれば、当然「有名人」になります。有名人だからと言って、偉くなるわけではありません。何をやっても許されるような尊大な人物になったわけでもありません。この辺の勘違いがこの頃多いのかもしれません。今年、政治以前の問題でつまづいた議員がたくさんおりました。責任をとった方もおれば、嘘で押し通そうとしている方もおりますね。
 「有名人になることでどれだけ人間としてマイナスになっているか気付いていない」という根本的な問題を指摘したのは永六輔さんでした。
 世襲という甘い土壌出の人間に、このマイナスに気付けというのは難しいことでしょう。有名大学からエリートコースばかり歩んできた方にも難しいことだったようです。有名だからこそ謙虚であって欲しい。そう願いながら、政策と情熱そして金銭感覚に目を凝らしてみていきましょう。異性感覚というのも付け加えましょうか。
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日独「決断」の違い [日記]

 大きな取り上げ方はされていないようですが、ドイツの選挙で与党が議席を若干減らしたもののメルケルお母さんの首相続投が報じられています。
 メルケルさんの魅力は何といっても「決断」だと思います。日本で東日本大震災が起きた後、いの一番に「脱原発」を宣言しました。そして、「シリア難民の大量受け入れ」。どれも、政権側に立つメルケルさんにとっては、敵を作ってしまう決断だったはずです。それでも、国民の側に立って政治を推し進めていく姿には、強い決意と信念、そして自信のようなものを感じています。
 こちら日本では、くすぶりつつあった離党者が続出して、新党への結集が推し進められようとしています。なんだかんだと決断の理由が述べられているようですが、「選挙に勝つため」という腹の底が透けて見えます。
 離党者ばかりではありません。まもなく行われようとしている冒頭解散も「私利私欲」「党利党略」に他なりません。それに対する「なぜ」の問いが甘いために、人心を腐らせてしまいそうな行動が堂々とまかり通っています、日本はちょっとだらしのない国になりかけています。
 「決断の根拠の貧しさ」と「なぜ?の追求の甘さ」、ここに不幸な日本が浮かび上がってきます。国にも、学校にも、メルケルさんのような決断が求められているような気がします。
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不便にもよさがある [日記]

 この一週間の間に二つのアンケートが届きました。一つは「本町商店街の活性化」、もう一つは「国道112号線城北~中山達磨寺間の新設」についてでした。双方とも、「にぎやかにしたい」「混雑や事故を減らしたい」というねらいはわかるのですが、「どうするのか」、「どうしたいのか」がよくわかりません。アンケートには一応答えたのですが、どうもしっくりしません。
 情報が不十分なまま答えさせられているような気がするうえ、回答に自信もありませんし、責任ももてません。いい加減に答えたわけではないのですが、これらを集約して当局の思うように活用される心配もしています。
 なぜなのでしょうか。それは、そうすることによって考えられる「リスク」が示されていないからです。本当は把握しているのでしょうが。
 一方、速度への不満から、山形新幹線のフル規格化を求める声、そして貼り紙があるようです。東京まで2時間以内に行けることはわたしには確かにうれしいことです。しかし、それによって在来線の経営が地方自治体に引き継がされること、更にスピードアップのために「つばさ」の止まらない駅が増えるかもしれないことなどのリスクが問われていません。
 そんなに便利にしてどうするの?この頃思うことです。東京駅を発ち、矢のように過ぎる景色が、福島駅を発車すると流れる車内放送とともにゆるやかに変わり、安堵感が満ちてきます。「あーあー山形さ来たのだぁ」と思うわけです。
 ゆっくりだけど、少しは混むけど、ちょっぴり淋しいけれど、それくらいがいいんじゃない!と、その程々観を少しは自慢してみたらどうかなぁ。
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行くとその国が好きになるのに・・・ [日記]

 いろんな国に行ってみると、その国が好きになる。
 過酷なカンボジアでも、騒々しい中国でも・・・歴史や文化に触れると、時空を越えてその国に自分が引き寄せられていく。旅行のたびに紀行文を冊子にまとめながら、わたしは旅の終わりを締めくくっている。
 転じて、今、ニュースを聞いていると、その人が嫌いになってくる。
 芸能人も、政治家も、ニュースに出てくる方は醜い。不倫などというものは他人事としてどうでもよいことではないか。暴言政治家が三か月ぶりにテレビに出て謝罪?この人は他人から下げすまされたことがない人のようだ。随所に言い訳が入り込み、本気で謝っていないことが透ける。
 選挙がありそうだが、その理由づけがなさけない。こんなニュースばかり聞いているから、国民の政治不信は高まるのである。ところでA夫人、タラップで笑顔を振りまいていたが、この人、今、自分が国民からどう思われているのか、わかっていない。・・・・
 あーあーっ。わたしたちはこんなことは知りたくないのだ。
 マスコミもこんなニュースばかり流していると、日本から「信頼」の文字が消えて「不信」の国になってしまうのではないか。
 わたしは、聞くとその人が好きになるようなニュースを求めている。
 
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政治不信がもたらす選挙の意味 [日記]

 「衆院解散か?」の文字が活字になり始めています。
 民進党がゴタゴタしている今がチャンスと見たか、支持率が回復している中、森友・加計問題で再び下落に転じたくないのか、その下心が透けて見えるようです。
 日本上空を北朝鮮のミサイルが飛ぶという国辱的事態が生じているとき、拉致問題を脇に置きざりにしたまま、政治家というものたちは何を考えているのでしょう。それは国民でもなければ国家でもない、ずばり「自分」のこと、つまり「選挙」しか目に無いようです。
 それは、自民党だけではありません。民進党を離脱している彼らとて、選挙という我が身のことを一番に考えた上での建て前を政治ゲームの中で演じているだけのように見えます。
 そもそも、わたしたち国民の過半数が政治を信頼していません。どんな選挙結果が出ようと、当選者たちは、一票一票を自分への信頼などと、おめおめ読むようなことはやめていただきたいと思います。獲得した票の半分は、誰かへの不信によって流れ込んできた票なのです。
 この時期を時機ととらえるような輩は、信頼おけないのだが、それでも選挙というものは選択することを求めます。当然、その選択は積極的であることが望ましいのですが、半分の国民に消極的選択という事態が生まれているのです。こうして選ばれた政治家は、信頼されるべくもなく、最近のマスコミが流す不審事によって、その不信は増長されているという状況にあります。
 こんな政治不信の中で、たとえ「大きな力を得たとしても大きなことをしてはいけない!」国民の常識は、あなたたちに赤点の50点をつけているのだから。奢ることなかれ!と言いたい。
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「沖縄と核」から [日記]

 NHKスペシャル/スクープ『沖縄と核』に感じたことです。
 沖縄は、45年前の本土復帰まで極東における米軍の“核拠点”とされていた。一昨年、米国防総省は「沖縄に核兵器を配備していた事実」を初めて公式に認め、その機密を解除した。本スクープは、開示された極秘文書をもとに、元兵士たちに取材する。
 そこから浮かび上がってきたのは、“核の島=沖縄”という衝撃的な実態だった。配備された1300発の核兵器は全世界を壊滅させる量であった。冷戦下、東西の緊張が高まるたびに、最前線として危機的な状況に置かれていたこと、さらには、「核」の存在こそが、沖縄への米軍基地集中をもたらす要因となっていたという新事実が明かされた。
 1950年代から急速に部隊の核武装化を進めようとした米と、国民に隠しながらも「核」を欲した日本、両者の思惑の中、“唯一の被爆国”でありながらも、その番外地として、重すぎる負担を沖縄に背負わせたのである。
 なぜ、沖縄の核拠点化が推し進められたのか。1950年代に起きた朝鮮動乱、台湾・中国国境紛争、そしてキューバ危機が、極東への核配備を求めた。本土配備が画策されていた時、ビキニ環礁での水爆実験による第五福竜丸の事件が起きる。世論に本土配備の選択肢は消えた。5年後の1969年11月、沖縄返還の時、佐藤栄作、ニクソンの間で各密約が交わされる。
 元国務長官のレアードは、「日本が沖縄を選んだ」と取材に応えた。
 驚きと怒り、沖縄県民はどんな思いで観たのだろうか。
 そして、本当に今、非核三原則は守られているのだろうか。まさか、沖縄外しがまた行われていないのだろうか。
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人手不足って、ホント? [日記]

 この頃、メディアは「人手不足」による経済界の問題を深刻に取り上げている。嘘ではないだろうから本当なんだろうと思いながらも、ちょっぴり信じ難い。
 人手不足は、コンビニや居酒屋、運送業などでは起きているらしいが、他では長時間残業が問題になっているのだから、どうも限定された中での話のようにも見える。そもそもバブルが崩壊してから、低賃金によるデフレ現象が顕著になり、一向に経済が活性化しないということで、今、アベノミクスという手段がとられているわけではないのか。
 この人手不足によって、居酒屋さんも安い賃金では店員を賄うことができず、高い賃金で人を雇わなければならなくなる。当然、これまで安く飲めた料理の値段に賃金高騰分がかぶせられてくるので、、徐々にインフレ傾向に移行していくのではないか。しかも、こうしたことがあらゆる職種で起きれば、消費拡大に結び付き、経済は活性化する。あれっ?どうも悪いことばかりではないらしいぞ。
 人手不足になって、賃金が上がり、消費が増え、経済が成長するというのは、そもそもアベノミクスのねらうところだったはずで、それが、人手不足の為に経済が成長せず大変だ、とする一部メディアの報道に首を傾げてしまう。
 最近、ポイッと入った駅周辺の居酒屋、どうせバイトがやっているのだから旨くないという先入観もあってか、まずい店が多い。しかも、味は最低でも料金だけはしっかり二流程度の金額をとる店まである。飲んで外に出て思うことがある。あんな料理と酒に払う金があったら、花小路のしっかりとした店で、しっとりと飲めたはずなのにと後悔している。
 ともかく、心が充たされない社会は貧しいのだ。
 
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