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「独りで生きる力」と「共に生きる力」 [教育]

 人は誰でも多彩な能力をもってこの世に生まれてきます。それが入る学校や就職によって、その能力の一部を使うだけで人生が決まってしまうような時代と早く訣別できるといいですね。「自分の奥底に隠れていた能力を自分の人生をかけて掘り起こし、磨き、それを社会や家族のために使い、生活の糧と生きる喜びを得る」、そういう「独りで生きる力」を養うことが、実は豊かな社会を創っていくのだろうと思います。
 他方、この頃は、地域や世代、民族と国家、宗教間の軋轢、また生命や安全、環境の問題などが、国内はもとより、世界の中で沸き起こっています。どの問題も根っこのところで人々の利害が直接絡んできて問題を難しくしています。シリアの難民、EUの分裂、沖縄基地問題、最近では原発がらみの失言などがあるようです。考えてみると、どれもが他者の痛みをどう感じ、他者の思考をどう理解し、自分の思いをどう伝えていくかということを慎重に運んでいくことが求められることばかりです。最近、世界が自分勝手に生きることを遠慮もなく主張するようになりました。そして信頼関係が崩れかけています。「共に生きる力」が脇に置かれているように思います。
 せめて子どもたちに、この二つの力をバランスよく育んでいくのが、学校の役割だと感じています。
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失言とは本音である [日記]

 失言によって大臣を辞めたからといって許されるわけではない。人は失言だったと詫びる。ところが、この失言こそが内面に隠された本音が吐露された姿なのではないか。わたしは、議員としての資格もなければ、人間として失格だと思う。
 人は、他人という存在を意識しながら、それを尊重して生きることができる。自分の欲求や感情と折り合いの付けられないで怒鳴るような人は、そもそも人間としての資質が疑われる。人間は、それを我慢することのできる稀有な動物なのだから。
 人間の価値というものは、いかに自分の欲求を抑制できるかどうかにかかっていると思っている。自分を抑制することは何もマイナスな思いだけではないはずである。
 ルソーは、あの「エミール」で言う。子どもを確実にダメにする方法、それは何でもかんでも与えてやることであると。今村氏は、多分、この我慢の経験が少なかったのではないか。あるいは、大臣になって、この抑制することを忘れたのではあるまいか。
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その検査、必要なの? [日記]

 今朝起きたら、目がチクチクする。逆さ睫毛だろうと鏡で確認したら、白いものがポツンと見えた。自分で取ろうかと思ったが、変なことにでもなったら大変と思い眼科に行くことにした。
 十数年ぶりの眼科、受付の部屋にはピンクのユニフォームを着た看護師や事務員が7,8名がひしめき合うようにいることに驚いた。開業医でこんなに雇ってすごいと思うよりは、これで大丈夫なのだからどこか医者はおかしいと直感的に思った。
 まもなく名前を呼ばれた。「検査をします。」と言うので「何の検査ですか。」と聞いた。そしたら「視力です。」というので「必要ありません。」と断った。そして「できものを取りに来たのです」と言った。そうしたら「眼底検査をします。」と言うので「なぜ、必要なのですか?」と聞いた。すると、「点眼液の合う・合わないを調べます。」と言うので、「診察もしないでそんなことするんですか。」と言ったら、マスクに目化粧たっぷりの女子が怒り顕わに「じゃあ、ここに座って・・・・」と言って去っていった。
 案の定、先生は逆さ睫毛の刺さったできものをピンセットみたいなもので、ポイッと取ってくれた。診察時間30秒というところでした。
 病院経営のための検査とは言わないが、ちょっとおかしい。大病院では、高度な検査が終わり、例えば点滴ばかりのような状態になると転院させられる。重粒子線が導入される医学部、高度医療の促進のために犠牲になる患者が増えるのではないかと危惧する。
 まぁそんなこともあるが、今更、検査で何々の疑いなど言う結果が出て、そんな微々たる数値のために生活が転換させられるようなことはしたくないという気持ちもあるのだが・・・・・。
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80年も前のキョウボウ罪? [教育]

 “城南練兵場を出はずれると原っぱの長い一本道が西の山裾に延びていた。一本道が「く」の字の形に曲り、そこに橋があり溝川が流れていた。橋を渡ってしばらく行くと二階建の木造校舎があり、校門に「山形県女子師範学校代用附属飯塚小学校」と書いた陶板が門柱にはめてあった。”
 『附小百年』に西村直次氏はこう記す。直次先生は、昭和2~6年の間ここで教鞭を執る。正確には昭和6年12月4日午前1時20分までと言ったほうがよかろう。
 “昭和6年9月満州事変が勃発した。・・・・治安維持法がきびしく運用された。・・・・私はもう起床し、児童の綴り方指導のためガリ版を切っていた。玄関の戸を敲くので、鍵を開けると、県特高課長曽根忠一指揮の警官9名がドヤドヤと宿直室に踏み込んだ。私は山形県における赤化教員第一号として検挙されたのである。”
 直次先生は、その年の12月31日付で東置賜郡の小松小学校に転勤を命じられる。先生は配流の人の思いで飯塚校を去っている。
 後年その直次先生は、茂吉に蕨を送る。その礼状を額縁に収めたものを直次氏の息子である西村岑一氏から、わたしはもらい受けている。その礼状は山形四小の校長室に置いてある。
 共謀罪の国会審議が始まった。多くの疑義が醸し出されているが、情報が入ってこない。「丁寧な説明で理解を得たい」という話は何処に行ったのだろう。今日こんな話を持ち出したのは他でもない。ごく身近な所でも教育とて侵害される危険性があるコトをわたしたちは忘れてはならない。
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残るもの [日記]

 4月末で退職する。
 今日から休みをもらい、家に居る。ちょっと落ち着かないものだから、ほぼ1か月ご無沙汰していたブログを書くことにした。
 8年半走り続けたプリウスが今朝はガレージに収まっている。
 「髪ぐらいは櫛でとかしてね」と妻からの忠告。
 スリッパがけの普段着でゴミステーションへ行く。
 ジョギングに出かけたが昨日の花見の疲労を感じて戻ることにした。

 それでも今日は忙しく動き回っている。デレーッとしてるわけにはいかないのだ。
ふと、残るものは?と問い、
 玉葱を剥くように考えていけば、
 「元教師」というのが残る。
 そうだ、そうなのだ。
 
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