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ラ・ラ・ランドと夢 [日記]

 昨晩、映画に行った。『ラ・ラ・ランド』は女性客を中心に満席状態だった。「夜ってこんなに混むんだ!」とあらためて感心してしまいました。
 映画は、売れない女優ミアとジャズピアニストのセバスチャンとの恋物語。美しく、時には辛い、夢を叶えるまでの過程を描いたミュージカル風の映画です。夕暮れの丘で二人が躍るタップダンスも素敵ならば、プラネタリウムの星空を舞う姿もウットリ。・・・所詮、「夢と思いながらも浸れば楽し」というところかなと思います。 
 見終わった後、全編を貫くジャズ、特にベースの音が体に染み込み、思わずテーマソングを口ずさんでいた。タラ、ララー、タラララララララッラーとね。
 この年になって思ったことは、「人生やるときゃやらなあかん」ということ。世阿弥じゃないけど、その時の花はその時だけのもの。今ある花を咲かせることが大事なんだよ。
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禁煙すれば・・・カモ [日記]

 ラーメンはどこが旨いのだろうか。みんなでワイワイ駄弁るにはよい話題だ。
 すると、山形市内三大ラーメンのことや新進気鋭創作ラーメンのことなどを諸氏が熱く語りだす。結局は「人それぞれの好みだろう」ということになって議論の一気にトーンダウンする。
 わたしの日常は「ざる蕎麦」を注文することが多いのだが、たまに「中華そば」を注文する。通い始めてもう5年。山形グランドホテル隣の『そば処さかい』の中華そばは旨い。あっさり系ながらスープはマイルドで深い味わいがある。
 店は確かに古い。駐車場も店舗にはない。少し強面のお兄ちゃんが作っている。いつもニコニコしているその母は、知る人ぞ知る画家である。
 なぜブレークしないのか。この店に通う常連がいること、それに儲けようという気配が伺えないところにも原因があるのかもしれない。もう一つ気になることがある。女性客がとても少ない。若い女性は皆無と言ってよいほど出会うことはない。だから?お兄ちゃんはいまだに独身?・・・関係ないかな?・・・。なぜだろうか。この頃わかってきたことなのだが、「喫煙可」に原因はないのだろうか。愛煙家は座って一服、食べて一服だから、複数いれば店内には煙が充満する。
 もし、ここが禁煙になっても客は減らないだろう。もちろん旨いからだ。それに、もしかしたら、未来のお嫁さんの来客も夢じゃなくなるのかもしれない。ともかく旨いから一回喰ってみて。

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浪江と双葉にて [日記]

 昨日、七ヶ宿から白石に出て、角田、丸森を抜けて国道6号線に出た。
 南に進路を取り、相馬市へ。松川浦には度々行ったものだが、今回は寄らなかった。かつて、ここの某魚市場には、中学の時のバスケの後輩がいた。何気なく寄ったのが10数年前、わたしたちを見つけて彼が声をかけてきた。それからしばらくしてあの津波がやってきた。1年後松川浦に彼の姿を探したが、あの魚市場すら影も形もなくなっていた。
 そんなことを考えていたら、「もう少し南へ」という思いが湧いてきた。この数年間、階上・荒浜から八戸までその津波の爪痕を見てきたが、原発事故が伴う南へは行っていなかった。まったくの思い付きの行動であった。南相馬を過ぎ、何度も聞いて耳に残っている「浪江」で戻ろうと思っていた。
 ところが、南相馬を過ぎて光景が変わった。周囲の田んぼには除染のために運び出された汚染土が黒や深緑のシートに覆われて山積みされていた。家々は放置され、街道の飲食店は閉鎖されたままだった。そして、今なお、大きなシートに包まれた汚染土を積んだトラックが行き交う。
 驚きは「浪江」を見落とした。気づいた時には双葉駅まで来ていた。道路ではスクーリングが行われていた。
 右折して国道114号から福島に向かおうと思った瞬間、目に警備員の姿と「帰還困難地域立ち入り禁止」の文字が目に入った。浪江まで引き返すことにした。浪江駅前で左折して福島に向かおうとした。するとどうだろう。浪江のゴースト化した市街が左右に展開した。息詰まる思いで10キロほど進んだろうか。再び、進入禁止に出くわした。右折してやや内陸路を南相馬へと向かった。荒れたままの田畑、誰もいない農家、除染に精を出す人たちに出会った。そう言えば、たまに会うのは工事車両だけ、人影が消えた。牛と猪の「飛び出し注意」の看板が随所にある。
 どこまで行けば左折して福島に向かえるのだろうか。疑心暗鬼のままハンドルを握り、鎮魂と迂闊な行動への反省を黙々と続けた。南相馬に来てやっと人が住む家と出会い、乗用車とすれ違った。
 飯館村から川俣町を通って114号線で出られることをガソリンスタンドで確かめたとき、体に温かな血が蘇ったような気がした。
 あれから6年である。終わっていたと思っていた除染がまだまだであることを実感し、汚染土が先祖から受け継がれた大地に山積みされている。そして、これが後世にいつまでも残されることを考えるとつらいものがある。
 月日の流れは黙っていても何かを進めてくれるものと思っていたが、そんなことで進むものではないものがあることと出会った旅だった。もう一度、この大震災を考えることが必要なようだ。
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珍?学習指導要領 [教育]

 新学習指導要領が新聞紙面に載っている。何だか見る気がしない。すると、遠目に「英語」と意外にも「尖閣列島」の文字が目に入った。
 「英語」のことはわかっているつもり、「尖閣」もわかっているのだが、なぜ、こうも大きく取り上げられているのか。あべ君の思いが透けて見えた。ちょっと読んでみたら、語調が強い。まるで外交方針を読んでいるようだ。
 領土には各国民の思いがある。まして、尖閣には日韓両国民の思いがあって今がある。我が国がかくかくしかじかの理由で領土というのはわかる。だったら、韓国はなぜこうまでして領土権を主張するのか。
 そんなことを含めて領土というものを考えるのが学問である。単一思想によって過ちを犯した国に、また同じような考え方が生まれ始めているように思える。
 理解もせずに威張るだけの頑固爺が想像される。双方の考え方に思いを馳せ、自らの考え方を構築していくのが学びというものではなかったのかい。
 学習指導要領としては片手落ち、こんな取り上げ方しかできない新聞も情けない。まだまだ文化国家じゃないのよ。懐が浅いのよ。

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昼の散歩 [日記]

 昼飯を終え、久しぶりに街中をぶらついてみる。春を思わせる今日は、道路の至る所が濡れている。雪解け水がさまざまな路面を黒く染めているのだ。陽光にきらめく水もあれば、どぶ水になってしまったものもある。この分岐点が「運」というものなのだろう。
 街ゆく人たちのいでたちが素敵に思える。閉店が多くなった中で、粋な新しい店も目立つ。こういうのを見ていると「希望」らしきものが湧いてくる。ところがどうだろうか、ここしばらく来ない間に、また駐車場が増えた。黄色地に黒文字が載ったあれである。空き地ができれば駐車場。「とりあえず」みたいな感じがする。私利的にはそうかもしれないが、彼らは歴史と文化と未来をダメにしている。ちょっとキツイ言い方かな。
 帰り際、二三度入ったことのある店の前に張り紙があった。「お勤め帰りに気軽に寄ってください」「カウンター上のおばんざい、三点盛千円」と。
 そそられるではないか。ママの顔が浮かんだ。想像というものは楽しいこととしみじみ思う。

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老いと寄り添い [日記]

 最近、年を取ったな、と感じることがある。
 駐車場から会社までの道、若者はスゥーッと追い抜いていき、カツカツと元気に歩く姐さん方はグイッと前に出てくる。それでも速度に変化が生まれないのは、向かう先が気持ちを奮い立たせてくれないからなのだろう。
 口ではどんなに綺麗ごとを並べようが、所詮私利私欲に長けた狸が社会には多く棲息する。欺瞞に満ちた目的、すり替えによる本音隠し、到底考えられないような基準によって自分を甘くし、他人を上下関係の中で束縛する。
 このような薄汚れた世の中で生きることは辛いものだろう。
 今、世の中は中間層が没落し、分断された社会の中で、いじわるやいじめ、そして罠や甘言がはびこる。それでも、人間というものは強いものである。生活の二文字が浮かぶなり、耐え難いものに耐える。そして、無関心を装いながら、じっと何も言わない。・・・・
 だから不満が積り、不安が募る。それでも何ともならないものだから、人を信じることを捨てるのかもしれない。
 わたしは年を取った分、ゆっくり歩くようになり、あたりがよく見え始めている。難聴は進むばかりなのに、他人の話を聞く耳はよくなっているようだ。

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だから、不運と思わない [日記]

 この頃、トルストイの間をぬって伊集院静を読んでいる。すると、
 「人間が生きていくことは、愛するものをひとつひとつ努力して獲得していく歴史であるが、同時に、自分の力の及ばぬ事情で、愛するものをひとつひとつ喪失していく歴史でもある。」ということが、短編集『受け月』に色濃く出ている。人生が徒労に思えるのは、常にこの喪失感がつきまとうからなのだろう。
 かたや、トルストイの『人生論』には、確かこんな意味のことが書いてあったと思う。
「人は幸せを求めて生きているのだが、得られるのは、悲しみや苦しみであることの方が多い。」みたいなことだったと思う。
 伊集院は最近、好評の「大人の流儀」シリーズ第6弾として『不運に思うな』を出している。すらすらと一晩で読み切れるほどの本なのだが、さらりとした中に、人生の無常が漂う。それでも伊集院の力なのだろうか、あったかいのである。
 65歳、共に読み頃の本だと思う。
 毎日、トランプと南スーダンと金ちゃんの怖い話で辟易しているのよ。

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