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今時の道徳の時間 [教育]

 附属の公開研に2日間全日程に参加させていただきました。満足です。何せ、附属を出てから初めてのことでしたから。特に関心があった道徳のことについて少し話したいと思います。
 中川先生と逸見先生、どちらも「よい授業」をしてくださいました。お二人に共通することから挙げてみますと、
  ① どこの教科書にも掲載されている資料の使用
  ② 反応性の高い子どもたちの聞き合う姿勢
  ③ 「もし~しなかったら」という場の設定
 ②については2か月間でここまで育てられたことに拍手すると同時に、参会者の若い先生方や学生さん方に、ベースとして大切なことを示してくれたような気がします。①については、とかく目新しさやアイデアにおぼれがちな所ですが、誰もが使える資料で堂々と授業で勝負されていました。③について少しお話ししましょう。
 これは、共同研究者(大学)の考え方を入れられたようです。両授業とも「正直にいってよかったね」と収束したところに、これが切り出されます。わたしの観念ではこれは禁じ手とされてきたことです。ですから、その意義を聞いてみたところ、共同研究者がそれに答えてくれました。
 わたしが解釈したところでは、「考える機会が多くなることで、多面的に考えることができる」ということのようです。一理ありなのですが、せっかく追求・深化してたどりついたところで、「もし~」が入ることの意味は疑問が残ります。さらに気になるのが、価値づけが理屈っぽくなることです。左脳での理解ということです。小学校の子どもたちには、明るくよかったねでダメなのか、気になる所です。
 もう一つ気になったのが、かつてはやや禁じ手に近かった「資料の分断提示」です。事後研では話題になりませんでしたが、「丸ごと提示」した場合と比べて検証して欲しかったところです。実際、前半だけ読んだところで、ある子どもがこんなことを言ったのです。
 「どうして題にあるお月様が出てこないの?」って。ちょっと不注意でしたね。望むのは、良し悪しよりも、何故そうしたかの理論なのです。
 このお二人の先生の授業。一見の価値はあります。是非、来年でも見てください。

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